友達にフリーランスになりたいって言われたらどうする?私は応援する
もし友達にフリーランスになりたいって言われたらあなたはどうしますか?
私は、おすすめはできないけど応援はします。「いいじゃ~ん!がんばりなよ~!」って。フリーランスになりたいって相談されたら「やってみればいいじゃん!」って背中を押しします。
おすすめはしないですけどね!
なぜ、私がフリーランスをおすすめしないのか、そしてなぜおすすめしないのに応援するのか、その理由について書いてみました。
おすすめしない理由1:安定しない
ライターに限らず、フリーランスというものは安定しません。つねにお仕事が入ってくるわけでもないし、お仕事も内容やクライアントによって報酬にはかなり差があります。
毎日報酬の高い案件が舞い込んでくるなら別ですが、知名度も実力も実績もないフリーランスにそんな案件がくることはありません。報酬の高い案件を勝ち取ったとしても、それはたまたまクライアントにとって、あなたが希望に沿った人材であっただけであり、それはただのラッキー。
そして、安定しないがゆえに、いつ無収入になるかもわかりません。明日仕事がなくなるかもしれないし、もしも自分が病気になったら仕事ができなくなってしまいます。ここがフリーランスをおすすめできないいちばんの理由です。
おすすめしない理由2:続けにくい
フリーランスは基本的にやった分だけ報酬がもらえます。完全出来高制です。時給制のお仕事みたいに、いるだけで報酬が発生するわけではないのです。時給制なら仕事が遅くても早くても同じ時給もらえますが、完全出来高制は仕事をすればするほど報酬がもらえます。
うまくいけば、企業に所属するよりもフリーランスのほうが稼げるでしょう。でも、最初のうちは効率が掴めないし、そうはいかないのです。だから稼げずにすぐにやめちゃうのです。私だってやめて外で働くようになったくらいですからね。
おすすめしない理由3:向いていない人は本当に向いていない
フリーランスになれば、基本的に仕事は在宅でしょうから、仕事時間が決まっていません。だから、こそついつい怠けてしまう人には向いていません。
一生懸命やろう!真面目にやろう!今日はこのくらいやろう!と思っても、誰にも見られていないときの人の集中力ときたらポンコツです。私は好きなことにはとことん集中できるし、大学時代はずっと図書館にこもって簿記の勉強していたこともあります。
でも仕事って好きなことじゃないし、納期守ればオッケー♪みたいな感じなので、スケジュール管理がしっかりできる人でないと難しいです、
だらだしていたら納期ギリギリになっていて、次第に納期に遅れることも出てきたりして、クライアントに見放されるかも…?
それでも私が応援する理由
私は、仕事は嫌ならやめればいいと思っているし、やりたいことがあるならどんどんやるべきだと思っています。いろいろな働きかたがあるわけだし、ひとつの仕事、ひとつの企業に囚われる生活を一生続ける必要はないと思います。
やりたいならとりあえず挑戦してみればいい。でも、私のように諦めたり挫折したり、苦しい思いをあまりしてほしくないので、できることなら全力でサポートしてあげたいのです。
あと、フリーランスになったことで、いろいろな仕事があって、いろいろな働きかたがあって、いろいろな稼ぎかたがあるということを知りました。これって、ただひとつの仕事だけを毎日やっていたら、絶対に気付けないことだと思うのです。
視野が広くなれることはいいことだし、もしかすると、フリーランスになったことで、本当にやりたいことが見つかるかもしれません。私は見つかりました。
なので、フリーランスになることは決しておすすめできないけど、本当になりたいなら私は全力で応援します。止めませんし、むしろ背中を押します。
というか、たいへんだから辞めておきなよー!なんて、相手にとっては余計なお世話なのです。私だってそんなこと言われてたらムカつきますし、私は反抗心が芽生えやすいタイプなので、こいうが言ったからってやめねぇ!って思っちゃいます。
リスクはあるけど可能性も無限大。それがフリーランスだと思います。だからやりたいならやればいいのです!私が応援するのでがんばりましょう!(なんの勧誘?)